初期むし歯の再結晶化を促す POs-Ca(リン酸化オリゴ糖カルシウム)初期むし歯の再結晶化を促す POs-Ca(リン酸化オリゴ糖カルシウム)

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歯の硬さの検証

実証
脱会して初期むし歯を形成したエナメル質は、POs-Ca成分配合のガムを噛むことで硬さが回復する!

実験対象者

15名 (20歳以上の 男性8名、女性7名 )

実験方法

実験対象者の口の中に、脱灰したエナメル質片を固定した小さな装置(以下エナメル質片)を取り付け、以下の2つのガムを噛んでもらう。ガムを噛み終った後も20分間エナメル質片を装着し続け、その後に回収。これを1日3回実施、2週間継続。2週間後にエナメル質片について、硬さの回復度をナノインデンテーションで検証した。


実験結果

グループA:リン酸化オリゴ糖カルシウムを配合しないガム(-)
グループB:リン酸化オリゴ糖カルシウム2.5% 配合ガム(+)
グループC: リン酸化オリゴ糖カルシウム2.5% 緑茶エキス1.2% 配合ガム(+)
以上の3つのグループに分けて実験を行った。

TMR解析による再石灰化効果の算出
リン酸化オリゴ糖カルシウム配合ガム(+)群やリン酸化オリゴ糖カルシウム2.5% 緑茶エキス1.2% 配合ガム(+)は非配合ガム(-)群に比べて、高い再石灰化率を示した。

ナノインデンテーションを用いた、再石灰化部位の硬度回復効果の算出
リン酸化オリゴ糖カルシウム配合ガム(+)群やリン酸化オリゴ糖カルシウム2.5% 緑茶エキス1.2% 配合ガム(+)は非配合ガム(-)群に比べて、高い硬度回復を示した。

ナノインデンテーションを用いた、歯の最表層部分の硬度回復効果の算出
さらに歯の硬さを表面から20μmの部分について詳しく調査。ナノインデンテーション測定により、歯の最表層部分の硬度回復率を算出したところ、リン酸化オリゴ糖カルシウム2.5% 緑茶エキス1.2% 配合ガム(+)が最も高い硬度回復を示した。

フッ化物の浸透度の算出
硬度回復が観られたサンプルについて、TOF-SIMS (飛行時間型二次イオン質量分析)という分析法を用いて、フッ化物の分布を調べたところ、リン酸化オリゴ糖カルシウム2.5緑茶エキス1.2配合ガム(+)を噛んだ歯は、歯の再表層部位にフッ化物が浸透していることが確かめられた。

リン酸化オリゴ糖カルシウムは、初期むし歯で失った軟らかくなった部位の再石灰化と硬さを回復できることがわかった!
さらに緑茶エキス由来のフッ化物を加えることで、歯の再表層部位の硬さをさらに強くできることがわかった!