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特集 タッチケア |
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-タッチケアの方法と効果- |
聖マリア病院母子総合医療センター新生児科・育児療養科 吉永陽一郎 |
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III、方法 |
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スタッフが行う場合と、家族が行う場合がありますが、親子のふれあいという効果が期待され、家族によるタッチケアがその目的にかなっています。
施行者の手指をもちいて、一定の圧力をかけながら全身をゆっくりとマッサージします。軽く皮膚色が変わるくらいの圧が適当です。始めのうちは数カ所を軽く行い、全身状態が安定していることを確認しながら時間と部位を増やしていきます。
タッチケアをする方も、受ける方も、慣れがあります。はじめはうまくいかなくても、次第に受け入れてくれるようになるものです
具体的な方法は写真を見てください。
どの手技も、1往復約10秒。6往復することでそれぞれ約1分かかることになります。全てを行う必要はなく、子どもが喜ぶこと、お母さんが楽しくできることから始めて、次第に増やしていきます。
日本タッチケア研究会は、米国マイアミ大学Touch Research Instituteでの3ヶ月未満児、それ以降の児に対するTouch therapy の手技を元にして、新生児病棟スタッフ用(写真1〜8)と2〜3ヶ月以上児用(写真 9〜17)の2種類のタッチケアガイドラインを作成しました。生後2〜3ヶ月未満の健常児では、新生児病棟スタッフ用が兼ねます。
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