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第25回 母子健康協会シンポジウム 保育と食育


日 時:

場 所:
座 長:
平成17年1月25日(火)
午後2時〜午後5時
アルカディア市ヶ谷
神奈川県立保健福祉大学教授
前川 喜平
(1) 「子どもの味覚の発達」
神奈川県立保健福祉大学教授
前川 喜平
  (2) 「子どもの健康と甘み(砂糖)」
女子栄養大学小児栄養学教授
大和田 操
  (3) 「食の問題行動と対応」
国立保健医療科学院研修企画部部長
加藤則子

 前川 皆さんこんにちは。 これから3時間、お互いに勉強していきたいと思います。皆様は既にご存じだと思いますが、わが国において、現在、「食育」という言葉が非常に問題になっております。 この背景には、子どもの体力の低下とか、食生活の乱れなどに加えて、食糧自給率が低いわが国の食糧事情も考慮しなければならない問題です。 これを受けて学校教育においても、知育・徳育・体育に「食育」を加え、これを四本柱として、このための栄養教諭の制度も始まっております。
 子どもの食育というのは、何も学校に来てから始まるのではなく、乳幼児期からの問題です。今回は、特に甘味が、どちらかというとむし歯とか悪いイメージが非常に強いのですが、この際それも考慮して、もう一度、子どもの食育を見直そうということで、本日のシンポジウムを企画しました。
 本日お話しいただく先生方は、いずれもその道のベテランばかりです。本日の形式は、最初に20分ずつ講演いたします。3人のシンポジストが終わりましたあとで、皆様が講演を聞いて、こういうことを聞きたいという質問を出して頂き、これと事前に出されている質問とをもとにして、皆様と一緒にこの問題を考えていきたいと思います。




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