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子育ては皆で楽しく |
NPO日本子育てアドバイザー協会 理事長
国際医療福祉大学 客員教授 熱海病院小児科
木下敏子 |
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日本子育てアドバイザー協会の成り立ち(4) |
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●子育てアドバイザーの資格はどう生かすの?
子育てアドバイザー認定試験に見事合格して資格がもらえたら、企業や行政とタイアップしての子育て支援に役立てることもできますし、地域の保育所や学校での相談・講演活動、支援事業にも役立ちます。子育てアドバイザーの独特な働き場として、スーパーやデパートの赤ちゃん休憩室などでの一寸した相談に応ずるというのがあります。たまたまオムツ替えに立ち寄った所に認定アドバイザーがいて、予約を取って相談に行くほどでもない一寸した心配事を聴いてあげるだけで、顔つきが晴れ晴れとして休憩室を出ていく母親をみると嬉しくなります。これからも色々な所で子育てをサポートするのになくてはならない存在になるのではないかと思っています。これらの働きはボランティアの場合もありますし、有償で働く時もあります。
●子育てアドバイザーの派遣は?
初期のころにはアドバイザーが行政に働きかけるなどして当協会との橋渡しをしてくださることもありましたが、最近では直接協会に連絡が来て、それに応じて、一番適任の方を派遣するようになってきています。そうすることで、何かあったとしても子育てアドバイザー協会が対応することができるからです。したがって、自治体なり企業なりで何か新しいことを始めようとしたときに、第一報を当協会に入れていただけると責任をもって対処できます。初期段階から一緒にかかわっていくことが行政、企業、ひいては子育て中の方々にとってよい方法だと思っています。
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