前川(進行)本日の司会をさせていただきます、前川でございます。
座談会の趣旨:子どもは発育が早く、食べる量が少ないため、3回の食事だけでは必要エネルギーを満たし得ないので、1日1〜2回の間食が必要とされています。この事実があるにもかかわらず、肥満ややせ、孤食などの食行動の乱れが問題となっている現代では、間食は好ましくない食行動としてとられがちです。小児科医の多くは、間食はおやつと同義で、幼児に必要な栄養補給、息抜きや楽しみと捉えております。「平成22年度幼児健康度調査」でも、多くの親が子どもにおやつを与えております。そこで本日は小児歯科医、管理栄養士、臨床心理士の専門の方々に出席いただいて、現代におけるおやつのあり方について座談会を開催することにしました。