2.食物アレルギーの考え方…制限食をやめましょう…(3)

これは、東京都の3歳児の調査ですけれども、幸いなことに気管支喘息、アトピー性皮膚炎は減りつつあるんですが、食物アレルギーは増えています。また、食物アレルギーの方の4人に1人が誤食の経験がある。誤食は、普通にあること、決して珍しいことではないと思っていただいた方がいいです。

食物アレルギーの頻度

これは、東京都の児童施設の調査です。例えば皆さんのいらっしゃる保育所やこども園なんかの調査ですけれども、先ほどと同じです。食物アレルギーが増えて、他のアレルギーが減っている。そのうちの6割が保育園で初めて起きているなどという少しびっくりするデータも出ています。調査によっては、8割というデータもあります。幸いなことに、9割を超える施設がさまざまな対処をしてくださっているということで、非常にありがたいと思っております。

食物アレルギーの頻度

この写真ですが(写真は未掲載)、皆さん見たらわかりますよね。よだれかぶれです。唾液による接触性皮膚炎です。これが食物アレルギーと間違われて、心配のあまり真っ青になって親御さんが駆け込んでくるなんてことがあります。少し口の周りが赤くなるとか、ほっぺたが赤くなるとか、そういう軽い症状をどこまで真剣に受けとめなければいけないのかというところですが、今はアレルギーが心配のあまり少し過剰に反応される方がいらっしゃるようです。軽微な症状、非特異的な症状、要するによだれがついたとか、何か味の濃いものが口の周りについたとかででるような症状は心配し過ぎなくてよいと思います。