母子健康協会 > ふたば > No.74/2010 > 保育における食物アレルギーの考え方と対応

財団法人母子健康協会 第30回シンポジウム
「保育における食物アレルギーの考え方と対応」

前川皆さん、こんにちは。現在、保育の現場で、食物アレルギーの対応が問題となっております。医師や専門家により、意見が異なり、対応が一様でないのが一番の問題です。食物アレルギーが知られるようになってから約30年がたっております。本日は、現時点において最も適切な食物アレルギーの考え方と対応について、二人の専門家を招いてシンポジウムを企画いたしました。

私が、食物アレルギーの理解に必要な歴史と基本的な事項を、次に海老澤先生が、食物アレルギーの症状が出現する乳児期における考え方と対応について、最後に伊藤先生が、園における除去食などの具体的な対応についてお話をいただきます。

各先生方に20分間の講演をしていただき、これをもとに後半に90分の総合討論を行いたいと思っております。短い時間ではありますが、保育の現場で働いている皆様のお役に立てばと願っております。

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