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財団法人母子健康協会 第30回シンポジウム 「保育における食物アレルギーの考え方と対応」
4.総合討論(18)

質疑応答

―離乳食の話がありましたけれども、蛋白だけは控えたいというお母さんたちがいらっしゃいます。蛋白質をゼロ歳児のうちに与えないことによりアレルギー体質になりにくい体をつくるということで、教育してもらえないかという相談がありますけれども、ちょっとそれについて教えていただきたいと思います。

海老澤蛋白質というのは私たちの体を構成するものです。必須アミノ酸というもので、それを摂らないでおいて子どもの健全な発育というのはあり得ないです。ミルクだけでという考え方自体が間違っています。さっき伊藤先生も話されましたが、離乳食を進めていくというのは、咀嚼とか、ほかの発達だって大切でしょう。ミルクだけでやっていくとか、母乳だけでやっていくとか、そういう人もたまに私の前にあらわれたりしますけれども、基本的には全体的なお子さんの健全な発達というのを考えるべきだと思います。アレルギーを予防するためにそういうアプローチをしましょうというのは、世界どこの学会でもそういうのは推奨していません。

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