成長曲線のつけかた
成長曲線の付け方は簡単です。先ず男女の別に注意して成長曲線を手に入れます。成長曲線は日本小児内分泌学会を初め、多くのインターネットサイトからダウンロードできます。次に今まで、正確に計測された身長、体重のデータを集めます。健診、保育園、幼稚園また学校などで計測された記録を使うのが良いでしょう。続いて計測時の年齢を横軸でみつけ、身長は左側の横軸の数字で見つけ、両者が合わさったところに丸を書きます。体重は右側の横軸に書かれた値を使用します。ここで注意することは、身長・体重が測定された時に何歳何ヶ月であったかを計算して、グラフを作成することを忘れてはならないことです。例えば9月生まれの子どもが小学校一年入学の5月に計測が行われていたのなら、6歳8か月となります。小学校1年だから6歳、2年生だから7歳の線の上という風に、記載していくと正しい成長曲線ができません。ここはなるべく正確に何歳何ヶ月まで意識して記入してください。最後に書かれた丸印をなめらかな線で結べば、成長曲線の完成です。現在、インターネットで成長曲線を自動的に作成してくれるサイトが複数ありますので、「成長曲線」で検索して、このようにサイトを利用するのも便利と思います。