保育所・幼稚園における「育てにくさ」への対応(7)
「歪み」に関しては、これは周囲とか他者が、迷惑だなとか奇妙だなと明らかに感じている部分を、誤学習といって間違って覚えているわけですから、これを少しずつ減らしていきましょうねというような働きかけです。
ですから、この辺を親御さんに説明する際には、「遅れがありますね」「偏りがありますね」「ちょっと歪みが出ちゃっていますね」というような、ニュアンスの違いをきちんと伝えていくことも一つ重要ではないかと思います。
これも幼児期には明確に分かれられないのですが、中学生ぐらいになるとこんなふうに、発達的な問題と情緒的な問題ということで分かれていきます。