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前川シンポジウムを始める前に、今回のシンポジウムの趣旨についてお話しいたします。
予防接種は感染症対策として最も有効な手段の一つであり、世界では積極的に行われています。我が国では、健康被害が問題となり、制度が著しく遅れております。例えば定期接種と任意接種、新しいワクチンの導入などで現場は非常に混乱しています。このときに当たり、園において予防接種の正しい知識を持ち、感染症からいかに子どもたちを守るかの具体的な方策を検討するのが、本シンポジウムの趣旨であります。
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