そこでこのスケジュールのところですが、国立感染症研究所 感染症情報センターでは【表8】から【表13】のようなスケジュールの例をホームページでお示ししています。これはなかなか一遍でスッと頭に入らないと思います。つくるほうも苦労していますが、見るほうはもっとわかりにくいかもしれません。まだ十分完成しているものではなく、さらに改善を加えていく予定ですが、とりあえずお持ちしました。
【表8】を見ていただくと、定期接種と任意接種に分けてあって、オレンジ色が生ワクチン。BCG、ポリオ、MRと書いてあります。ちょっとブルーの薄いのが不活化ワクチン、DPT、日本脳炎というようになっています。【表8】の上の段が11カ月までの乳児です。下のほうは1歳から小学校ぐらいまでという形で上下に分けてありますけれども、【表8】と【表9】の違いは、【表8】は、これができるワクチンです、というところでマルをつけてあります。
例えば【表8】の上の段、定期接種のDPTを見ていただくと、3カ月と4カ月と5カ月にマルがついています。つまり、このときに1カ月間隔で接種をして、その前、2カ月からB型肝炎、あるいは、2カ月に入ったぎりぎりぐらいのときからHibと肺炎球菌というふうに、一応勧めるマルが入っています。