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財団法人母子健康協会 第32回シンポジウム 「保育に必要な予防接種の知識」
1.「理解に必要な基礎知識」

東京慈恵医科大学名誉教授 前川喜平先生

五.定期予防接種と任意予防接種

日本の予防接種は公費負担で打てる予防接種と任意の予防接種があります。定期が重要で、任意が重要ではないというわけではありません。どのワクチンも子どもにとっては必要ですので、これからはこれらの多数のワクチンを効率よく接種することが重要です。そのためには多価ワクチンの開発と同時接種が必要です。

なお、平成24年9月よりポリオ不活化ワクチンが、11月より4価ワクチン(三種混合DPT+不活化ポリオ)が導入されます。

つい最近、任意に入ったのがロタウイルスで、これはチューブに入った1回分1.5㏄を生後6週間〜24週までの間に2回経口投与します。1回目は生後20週までに完了して、2回目は1回目から27日以上(4週間以上)あいたところで接種するものです。

表1定期接種

表2任意接種

予防接種スケジュールについては、後ほど岡部先生がお話します。

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